さばかんの森 ブログ

ブログ初心者です。主においしいもの、映画、筋トレ(初心者)、観光地について書いていければなと思います。

食料と水の問題 飽食 食料スタイルは変化が必要なのでは

こんにちは、山崎さば太郎です。
今日はNHKスペシャルを見た感想です。

NHKスペシャル
2030 未来への分岐点 (2)「飽食の悪夢〜水・食料クライシス〜」

 

www.nhk.jp

 

 

最近人気のある、森奈々さんが出演されていたことから
拝見された方も多いのかな思います。

未来への分岐点 (2)では、
タイトルの通り”食料問題”がテーマの内容でした。

トウモロコシなどの穀物を作るのに大量の水を利用し
さらに、そのトウモロコシを肉牛の飼料として利用する
今のシステムでは、肉牛1kg当たりを得るのに必要な水の量が
(トウモロコシ栽培)+(肉牛畜産)
の形になり大量の水を消費してしまっている。
という点が、興味深かったです。

 

 

国連 飢餓が拡大

飢餓状態8億人


ニューヨーク、パキスタンでは食料支援が実施されており

ナイジェリアなどの国では食料をめぐる暴動なども発生

してしまっている状況です。

国谷裕子さん(SDGsの活動に携わってこられた方)
国連世界食糧計画・WFP 
 デイビッド・M・ビーズリー事務局長
が出演されていました。

厳し状況で食料生産を強いられながらも
満足に食事ができていない人々が飢餓に追い込まれるとのことです。

冒頭でも少し記載しましたが、
肉牛を育てるために、大量の穀物が飼料とされています。

世界の穀物生産量は年々増加しており
2020年は過去最高の生産量でした。

しかし、先進国では牛肉・豚肉・鶏肉・魚肉を
求める人・量が多いため、生産した穀物
畜産の資料として使われ貧しい人々のもとには
届いていない状況です。

世界で生産されている穀物三分の一
畜産のために利用されているとのことです。

 

先進国の飽食・食料廃棄

日本でも最近食料廃棄が問題となっていますよね。

TV CM でおにぎりが転がるCMを見られた方も多いかと思います。

www.ad-c.or.jp

日本での1年間の廃棄される食糧612万トン
国連などが世界各地に食料支援している量の
1.5倍に上るそうです。

 

日本で廃棄されている食料を
世界中に分配することができれば
2億人の飢餓をするえる状況という事には
大変驚きました。

 

24時間営業のコンビニやスーパーなどで
常時店頭に並べるための商品を延々と生産し続ける
食料供給のスタイルでは大量の廃棄物が出ざるを得ない。

いつでも、どこでも食べ物が手に入る状況は
便利な反面、貧しい人々や環境への負荷が大きい
という事を認識させられました。

もっと建設的な食生活や、家での食事の取り方で
何か改善できるやり方がないかなと考えるようになりました。

 

土地の荒廃 持続不可能な農畜産・水

ここからは、水の話になります。

日本に住んでいると、定期的に雨が降り
川や海に囲まれている生活を送っているため
諸外国の水事情を忘れがちになってしまいます。

私自身、水不足は砂漠や雨の少ない地域
高山地帯に住んでいる人の話かな
程度にしか思っていませんでした。

しかし、世界の多くの地域では
降雨量は少ないが、過去大量に地下に蓄えられた
地下水を利用して、農産業をしている地域が大変多いのだとか。

毎年、雨が降ってある程度の地下水が蓄えられますが
それよりも多いペースで地下水を汲み上げ
農作物を育てているのです。

バヘニゲン大学の調査では
2050年に世界の7割の地下水が
枯渇してしまうと予測されています。

その土地の水が枯渇してしまうと
農作物が育たない荒廃した土地
砂漠化してしまった土地となってします。

 

 

NHKスペシャル
2030 未来への分岐点 (1)「暴走する気候 止まらない温暖化」

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