Netflixオリジナル映画 デンジャー・ゾーンの感想
2021年 Netflix配信のアクションSF映画
「デンジャー・ゾーン」
戦争が続く近未来の世界。紛争地帯へと送られたドローン操縦士は、軍の最高機密であるAIを上官とし、核攻撃を阻止するための危険な作戦に挑む。
Netflixを3年近く利用していますが、1年くらい前からあると思っていた今作。
意外にも2021年公開の新し目の映画でした。
ざっくりあらすじ(ネタバレ)
主人公は、私たち目線で戦場のリアルな空気間や
要人とのやりとりを知っていくストーリー展開でした。
序盤は、主人公が最初に在籍しているドローン基地の非戦地感や、
サムネにも映っているロボット兵、上官AIの部屋など軍隊ものらしくない風景で
目を引かれました。
上官AIと護衛部隊とともに戦地にくりだしてからは、
ごりごりの紛争地帯感抜群でした。
最終的に、上官AIがAIなのに米軍を裏切ってしまう展開は、
やっぱりアメリカ映画の
「 ロボット ≒ 人類の敵 」
って感じなのかなと思ってしまいました。
終盤は、核弾頭なんかでてきてスケールが話のスケールが
大きくなっていきますが、
グダグダに終わることなく、好みの終り方だったかなと思います。
主人公が、終盤になって急にやる気がでてきたり、
覚悟決まった感じは
「精神面の成長早くね?!」
とちょっと突っ込みを入れたくなってしまいました。
見どころ1 アンソニーのアクションがすごい
MARVERシリーズでキャプテンアメリカの相棒として登場する
ファルコン役を務めるアンソニー・マッキーが上官AI役で出演しています。
スーパーヒーロー役を演じているだけあり
アンソニーの格闘シーンはとってもかっこよかったです。
カンフー映画も好きな私としては、
軍隊ものにもかかわらず銃器戦の合間合間に
しっかりと格闘シーンが入っていて満足のいくアクションボリューム。
AI役なので精密な動きはするんだろうなとは思いつつ、
ジョンウィック並みの格闘+銃の戦闘や
人間離れしたダイナミックな動きに感動しました。
見た目がほぼ人間の上官AIが、
体躯が損傷したときや、主人公に説明するために見せる
ハイテクメカボディーがめちゃくちゃかっこよかったです。
ターミネーターみたいに
「損傷したときはパイプや配線が露出するかな~」
と勝手に想像してましたが
そんなこともなく、最後までハイテク感は損なわないメカボディでした。
見どころ2 可愛い・悲しいロボット兵たち
サムネにも映っているロボット兵
ヒューマノイドっぽくスムーズに動く上官AIとは違い
いかにもロボット感のある動きでなんか可愛く感じました。
逆に、アクションもこなせるほど動ける
上官AIの駆動性能の高さがあらわれていましたね。
今作に登場するロボット兵たちは
Netflixオリジナル映画の「アイ アム マザー」に出てきた
育児ドロイドの様なガシャガシャと動く感じがたまりませんでした。
心のどこかで、ロボットには人間らしい動きよりも、
ロボットらしい独特の動きを求めているのかもしれません。
敵勢力ロボットとのロボット対決もあるのですが、
人間に利用されて傷つき合うロボットたちを見ると
少し悲しくなるところもありました。
容赦なくグレネード弾を放ったり、
人間の代わりに真っ先に戦地投入されてしまう部分は
ロボット兵の存在意義を表しているような感じもしました。
まとめ
2021年公開のNetflix オリジナル映画「デンジャー・ゾーン」の感想でした。
紛争地帯でのAIの激熱アクションとメカボディが見どころでした。
自粛生活でなかなか過ごしずらい日々ですが、週末の気晴らしに是非お勧めです。